熱中症対策
2019年08月06日
こんにちは。獣医師の加藤です。
7月は比較的涼しい日もありましたが、8月に入ってからは連日、猛暑日ですね。
ニュースでも熱中症になってしまう方が急増していると報道されています。
ワンちゃんにとっても熱中症対策が大事な時期です。
お散歩の際は・・・
☆外出は早朝もしくは夕方涼しくなってから
☆十分な水分補給
☆基礎疾患(持病)がある場合や短頭種、大型犬、肥満傾向の場合は無理をせずに!!
を特に気をつけましょう。
それから、
☆飼い主さんが外出される際にも室温が上がりすぎないようにする
☆短時間でも車の中でのお留守番は危険
にも注意しましょう。
また、ワンちゃんは人の様に汗をかくことができません。
みなさんも暑い時や興奮時にワンちゃんがハーハーと口を開けているのを見た事があると思います。
ワンちゃんが自分の体温を下げるために重要な、パンティングと言いう行動です。
パンティングにより息と一緒に熱を放出しますが、湿度が高すぎると上手く熱を逃がすことができません。
高温多湿の時期がしばらく続きますが、温度管理だけでなく湿度の管理も大事なポイントです。
湿度は40~60%になるよう心がけましょう。
エアコンによる冷えすぎで体調を崩さないようにも、お気を付け下さい。
我が家の“おこわ”はいつも快適なようで羨ましいです。